硬水はしっかりとした飲み応え

私、すでに40歳半ば・・・という年齢ですが、私が幼い頃には水をスーパーで購入して飲むなんて全く信じられないことです。
お茶のペットボトルが登場した時にも、どうして自宅で飲めるお茶をスーパーなどで購入するんだろう?と思ったものです。

でも今は水もお茶もコンビニやスーパー、インターネットで購入するのが当たり前の世界。
変われば変わるものです。

私たちが飲むお水は軟水が主です。
でもヨーロッパ諸国では硬水が多い。
海外旅行に行くとミネラルウォーターも硬水が多いので、種類によっては癖がありすぎて日本人の口には到底合わないものもあります。

硬度が高い水を硬水といいますが、これはミネラル成分となるカルシウムやマグネシウム、カリウムなどが多く含まれている水です。
海外では硬度300!なんていう水もありますので、なんだこれ!と日本人がびっくりするような水もあるわけです。

硬水を飲むと重みを感じる、という表現をする方がいます。
軟水は軽くすーっとのどを過ぎていきますが、硬水は水がのどをしっかり通り過ぎるという存在感があるのです。
つまり飲み応えが確かな水、ということです。

苦味などを感じるという方もいますが、
硬水でも、種類によっては癖がなくすっきり感が非常にあって、切れのいい満足感の高い硬水もあります。

水を飲むということは日常で、常に軟水を飲みつけている日本人には慣れるまでに時間がかかるということも言われます。
ですが、水として飲む、ということを考えると、硬水は水の味をしっかり感じることのできる切れのいい味わいがあります。
特に冷蔵庫で冷やして飲むと軟水とは違い非常にキーンと冷えた印象の水となるので、ゴクゴクッとおいしくいただけます。

最近はウォーターサーバーでも水の種類を選ぶことができ、水をたくさん飲みたいという方の中には硬水を選ぶという方も少なくありません。
冷たく冷やしておいしく水を飲みたいという時には、軟水よりも硬水のほうがより印象の残る味なんじゃないか?と思います。